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回答募集 📰新しい原発の調査がスタート!

7月22日、関西電力が、福井県にある美浜原子力発電所で、次世代型の原子炉への建て替えに向けた地質調査を始めると発表したよ。
これは、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故以来、電力会社が新たな原発建設に動くのは初めてなんだって。
背景には、政府の原子力政策の転換があるよ。

以前は以前は原発事故の反省からエネルギー基本計画に「可能な限り原発依存度を低減する」と表現していたけど、
・ウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰
・AIの普及などで電力需要が増えていること
などから、2023年に「原発を最大限活用する」方針に変わったんだ。

さらに、今ある原発の多くは老朽化が進んでる。
国内で動いている原発14基のうち、関西電力が持っているのは7基。
そのうち5基は、運転開始から40年以上経っているんだって。

でも、新しい原発の建設にはたくさんの課題も。
・環境影響調査も含めて建設に15〜20年ほどかかる
・1基あたり1兆円以上の費用がかかるとも言われている
・そしてなにより、安全性の確保が大前提

政府は次のような方針を示しているよ👇
✅重大事故に対応できるよう安全性を高めた「次世代型原子炉」だけを建設対象にする
✅原発の数を増やさず、「廃炉になった原発の建て替え」のみに限定する
✅原子力規制委員会による科学的・専門的な判断を尊重する
✅地元の理解を得ながら進める

今後の動きに注目です。
あなたは 原発の「安全」と「必要性」、どう考える?
📢「へぇ〜!」と思ったら「いいね」してね!

参考:朝日新聞デジタル
朝日小学生新聞 デジタル for School(2025 年 7 月 22 日)
NHK オンライン

1 件の回答 (新着順)
やまし バッジ画像
WS運営
2025/07/28 17:31

原子力発電所の積極利用には半分賛成です。
エネルギーの安定供給・自然環境への負荷・安全性この辺のバランスをとることが大切。

個人的に「プルサーマル」に注目しています!

通常の原子力発電所ではウランを燃料として使いますが、使い終わった使用済み燃料の中には、まだエネルギーとして使えるウランや、プルトニウムという物質が含まれています。これらを再処理工場で取り出し、ウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料に加工し、再び原子力発電所で使うのがプルサーマル発電です。

再生可能エネルギーの導入を加速させながら同時にこのような技術が発展すると、エネルギーの安定供給や環境負荷の低減につながると思っています。それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解して考えていくことが大切ですね!