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回答募集 📅 7月19日は「土用の丑の日」

ウナギのフシギと、いま起きている問題あれこれ 🐟📉

日本では、夏の「土用の丑の日」にウナギを食べる習慣があります。
そのきっかけとされているのが、江戸時代の蘭学者・平賀源内。

夏にウナギが売れず困っていたウナギ屋さんに、「丑の日には“う”のつく食べ物が夏バテに効く」という言い伝えをヒントに、「本日、丑の日」と張り紙をするようアドバイスしたところ、ウナギがよく売れた――という説が有力です。

そんなウナギ、今流通している9割以上は養殖ですが、養殖のスタートに必要なウナギの赤ちゃん(通称:シラスウナギ)は、今もすべて自然の海で生まれたものです。
その産卵場所は、日本から約2000km離れたマリアナ諸島の西側の海域であることが、近年の研究で明らかになりました(※2009年ごろに初めて特定されました)。

このシラスウナギたちは、黒潮などの海流に乗って日本などの川や沿岸にたどり着き、そこで捕獲され、養殖されています。

しかし今、シラスウナギの数は密漁や乱獲、環境の変化などによって減少し、世界に16種類いるウナギのうち、ニホンウナギなど6種類が絶滅危惧種に指定されています。

こうした中、EU(ヨーロッパ連合)は2025年6月に、「世界の16種すべてのウナギ」をワシントン条約(※絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約)の対象に加えるよう提案しました。
もしこの提案が採択されると、輸入に7〜8割を頼っている日本では、ウナギの価格がさらに高くなる可能性があります。

一方で、ウナギを人工的にふ化させて育てる「完全養殖」の研究も進んでおり、未来のウナギ食文化を守る動きも少しずつ広がっています 🧪

おいしくて人気のあるウナギ。でも、その背景にはいろいろな課題もあるんですね。

まずは「知ること」から、始めてみませんか? 🧐
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📚 参考:
朝日小学生新聞 デジタル for School(2025年7月18日)
日本文化研究ブログ
FNNプライムオンライン

1 件の回答 (新着順)
すみれ
WS運営
2025/07/22 23:24

カッコーさんとバレンタインも同じような流れでチョコをあげる文化になったって話をしたんだけど、
ちゃんと元ネタ見つけた!!
https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/column/53/
モロゾフでした!!
バレンタインにチョコを贈ろうって広告したら当たったらしい。
他にもバレンタインの由来とか書いてあって参考になるのでよかったら!

これって今でいう「バズる」だな笑
他にも意外と安易にそういうものだと思って生きてることたくさんあるんだろうなーって思う今日この頃。
(スポドリの話もしかり)